召次勾当(読み)めしつぎこうとう

世界大百科事典(旧版)内の召次勾当の言及

【勾当】より

…(2)家政機関 摂関家など三位以上の家に設けられた侍所(さむらいどころ)の職員に,別当,勾当,職事があり,摂関家侍所勾当は六位蔵人になる資格があった。また院中の雑事,御幸の供奉を務める院召次所には〈召次勾当〉があった。(3)寺院 平安時代に入って諸寺の寺院機構が整備されるなかで,三綱の下に勾当,専当,知事などの事務職員が政所によって補任されるようになる。…

※「召次勾当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android