世界大百科事典(旧版)内の可変抵抗説の言及
【聴覚】より
…なお,この電位差の源は蝸牛管側壁にある血管条におけるK+の分泌電圧であるとされた(田崎ら,1959)。 現在,有毛細胞上面の毛の動きから,上記の電位差による電気抵抗の変化がマイクロホン電位の起源だというデービスの考え(1957,可変抵抗説)が一般に通用している。この問題に関連して内・外有毛細胞の細胞内電位の測定が行われ(ラッセルJ.J.RusselとセリックP.M.Sellick,1978。…
※「可変抵抗説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」