世界大百科事典(旧版)内の可算加法族の言及
【積分論】より
… これらのルベーグ測度の性質から,一般の空間Xにおける測度の概念を次のように定義する。Xの部分集合の族Bがあって,(1)空集合φはBに属する,(2)E∈BならばX-E∈B,(3)En∈B(n=1,2,……)ならば,の3条件を満たすとき,Bを可算加法族,またはσ‐加法族という。このときX∈Bであり,Bに属する集合の和,差,交わりを作る操作をたかだか可算無限回行って得られる集合はBに属する。…
※「可算加法族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」