世界大百科事典(旧版)内の可視・紫外化学ルミネセンスの言及
【化学ルミネセンス】より
…この現象は,化学反応の結果生成した振動的または電子的に励起したエネルギーに富む原子または分子(これらを以下励起分子と総称する)が,(1)それ自体で発光する場合,(2)他の原子・分子と衝突してこれを励起して発光させる場合,(3)別の励起分子と衝突して発光する場合,などに起こる。放射される光の波長によって,赤外化学ルミネセンス,可視・紫外化学ルミネセンス,真空紫外化学ルミネセンスなどに分類される。希薄な気相中における金属蒸気と塩素・酸素などの酸化性の強い分子との反応による可視・紫外化学ルミネセンスは多く発見されている。…
※「可視・紫外化学ルミネセンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」