台榭建築(読み)だいしゃけんちく

世界大百科事典(旧版)内の台榭建築の言及

【中国建築】より

…すなわち前者は河南・湖北の殷代宮殿址,後者は浙江の新石器時代高床建築址に代表される。二つの異なる建築技術の伝統を融和したともいえる土・木混造の初期的な萌芽はすでに西周時代の整然たる柱配置をもつ周原地区の遺址にみとめられ,また木構造の本体を夯土(こうど)の壇上に築く台榭(だいしや)建築が春秋戦国時代に盛行したのは,両者の伝統の交接点を示すものとみることもできる。 基本的な構成を確立した木造建築は,漢代以降,構架や細部の構成にしだいに整備改良を加えていった。…

※「台榭建築」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む