《史記》天官書(読み)しきてんかんしょ

世界大百科事典(旧版)内の《史記》天官書の言及

【星座】より

…全天の恒星をいくつか適当に結び,図形を作り,身近な動物や器物の姿を想像して命名,区別したもの。夜空に見える恒星は,明るさ,色の差異はあるが,その1個1個については形状の差異はなく単なる1光点にすぎないので,天球面での配列により,よく目につく明るい数個の星をつないで図形を考え,識別,記憶した。現行の星座は1930年に国際天文学連合により決定されたもので,全天を88の区画に分けている。
[星座の歴史]
 前3000年ころ古代オリエントのメソポタミア地方では,カルデア人が牧羊民族として生活し,夜ごとの羊番に星空を仰いで星座を名づけた。…

【占星術】より

…天上の星辰の相対的位置や見かけ上の運動と,地上の人間や事件の間に一定の照応関係があると想定し,星辰を指標として地上的事象の本性を理解し,その帰趨を知ろうとする学問または技術。西欧語は〈星の学問〉を意味するギリシア語astrologiaに由来する。西欧,オリエント,インド,中国など占星術と呼ばれうるものは世界各地に見られるが,特に西欧におけるプラトンないし新プラトン主義者たちの主張に顕著な〈マクロコスモス〉と〈ミクロコスモス〉との対応という観念や,中国の〈天人相関説〉は,占星術を背後から支える論拠として重要である。…

※「《史記》天官書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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