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右方高麗楽 うほうこまがく

大辞林 第三版の解説

うほうこまがく【右方高麗楽】

雅楽の曲目分類用語。左方唐楽に対をなし、雅楽の器楽曲(狭義の雅楽)を二大分する。現行の右方高麗楽の曲はすべて舞楽(器楽合奏と舞)で、篳篥ひちりき・高麗笛・三ノ鼓さんのつづみ・鉦鼓しようこ・太鼓の5種類の楽器を用いる。古代に伝来した各種の外来楽が日本風に整理された結果の分類名称で、それ以前の三韓楽(新羅しらぎ楽・百済楽・高麗楽)と渤海ぼつかい楽がこれに含められた。右楽。高麗楽。 → 右舞うまい

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の右方高麗楽の言及

【高麗楽】より

…現行の高麗楽の概念や様式が成立した時期は,大陸系諸楽舞が受容の諸段階を経た9世紀半ばころに求めうる。一般に仁明朝(833‐850)の楽制改革と称されるゆるやかな変動の波が,当時の宮廷制度になじむ左右両部制を生み,左方唐楽・右方高麗楽という二分割再編成を進めたとみられる(左方右方)。右方高麗楽として統括されたのは,5世紀から7世紀にかけて徐々に伝来定着した三韓楽と,8世紀前半に伝来したとされる新興国,渤海の音楽である。…

※「右方高麗楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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