右水晶(読み)みぎすいしょう

世界大百科事典(旧版)内の右水晶の言及

【結晶構造】より

…逆に,圧力に対しては,体積の減少に伴ってより密な構造となるため,配位数は増大する方向へ変化する。たとえば,水晶(SiO2)は常温,常圧では図7に示すようにSiO4四面体が頂点を共有してつくる右らせん,あるいは左らせん構造を単位とする骨格構造をもち,右水晶と左水晶の対掌体が存在するが,1000℃,10万気圧ではSnO2型に変化し,左右の区別は消失して,Siは6配位となる。このとき,比重は2.65から4.35と増大する。…

※「右水晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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