司教区裁判所(読み)しきょうくさいばんしょ

世界大百科事典(旧版)内の司教区裁判所の言及

【ローマ法の継受】より

… イタリア諸都市と並んで,とりわけ教会が注目されなくてはならない。教会は12世紀以来,行政および裁判の分野で法律家に豊富な活動の場を提供したが,とりわけ重要なのは12世紀末ないし13世紀初め以降の教会裁判所の再編成(教皇の特派裁判官judex delegatusやこれにならった司教区裁判所判事officialisの新設)とローマ法を基礎とする訴訟手続の導入である。学識裁判所の先がけとなった司教区裁判所officialatusが継受全体に対してもつ意義はきわめて大きい。…

※「司教区裁判所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む