司母戊鼎(読み)しぼぼてい

世界大百科事典(旧版)内の司母戊鼎の言及

【殷周美術】より

…容器は簋(き),盉(か),卣(ゆう),壺,匜(い),盤,それに鉦のごとき楽器が出現した。現存する最大の銅器,司母戊鼎は安陽武官村の王墓区出土で,通高1.37m,長さ1.10m,幅0.77m,重さ870kgあり,器腹四周を饕餮文で飾る。器形は横長方形で殷中期と異なる。…

※「司母戊鼎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」