世界大百科事典(旧版)内の合唱コンチェルトの言及
【ボルトニャンスキー】より
…80年代にはオペラ,室内楽,鍵盤ソナタなど,世俗音楽の分野に多くの作品を残しているが,以後はもっぱらロシア正教会の典礼音楽を書いた。ロシア独自の教会音楽の形式である無伴奏の合唱コンチェルトを数多く作曲し,その新しい型を確立した。グリンカ以前では最も重要なロシア作曲家として高く評価されており,日本でも合唱音楽の分野でよく知られている。…
※「合唱コンチェルト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」