世界大百科事典(旧版)内の合成繊維産業育成五ヵ年計画の言及
【繊維工業】より
…こうした政府の育成措置と企業側の努力によって,50年に倉レと大日本紡績がほぼ同時にビニロンの工業生産を開始し,51年には,東レがアメリカのデュポン社から技術導入してナイロンの生産を開始した。53年には〈合成繊維産業育成五ヵ年計画〉が策定され,57年度の合繊生産量1億ポンド,所要設備日産120tを目標に種々の助成策がとられた。日本の合繊生産はこれを契機に急速に拡大する。…
※「合成繊維産業育成五ヵ年計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」