合法的専制主義(読み)ごうほうてきせんせいしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の合法的専制主義の言及

【啓蒙絶対主義】より

…これを代表する君主には,フリードリヒ2世(大王),ヨーゼフ2世などがあり,初期のエカチェリナ2世もそれに含められる。 啓蒙絶対主義の思想的源流のひとつは,フランスの重農主義者が唱えた〈合法的専制主義despotisme légal〉に見いだされるが,その意味するところは,君主を啓蒙して〈自然の理法〉を信奉せしめ,独裁権力による立法活動を通じて,伝統的な諸特権を排除することにより,この自然法則を社会に貫徹させることにあった。ドイツのバーデン大公カール・フリードリヒKarl Friedrich(1728‐1811)が,単一税としての地租の導入や大農業経営の育成をはかったのは,この思想の直接的影響である。…

※「合法的専制主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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