吉備海部直(読み)きびのあまべつのあたい

世界大百科事典(旧版)内の吉備海部直の言及

【瀬戸内海】より

…吉備は大和政権に早くから服属し,積極的に朝鮮経営に参加した。吉備海部直は,友ヶ島水道を中心とした紀氏とともに,水軍を率いて朝鮮半島に派遣された。古代の漁労,塩生産,海上交通にたずさわった海人(あま)は大和政権によって海部(あまべ)として編成されたが,この海部が内海地域にも分布していた。…

※「吉備海部直」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android