吉見清秀(読み)よしみきよひで

世界大百科事典(旧版)内の吉見清秀の言及

【波多野氏】より

…一族は鎌倉後期六波羅探題の在京御家人,次いで室町幕府の評定衆となった。丹波の波多野氏はもと石見土豪吉見(よしみ)氏の一族で,吉見清秀は細川勝元に仕え,母方の姓を継いで波多野と称し,応仁の乱の軍功で抜擢され,細川氏の分国丹波多紀郡小守護代に就任,八上城主となってしだいに自立化の道を歩んだ。清秀の裔である稙通(秀忠)は1526年(大永6)細川高国に背いて晴元に通じ,40年(天文9)三好長慶に女を嫁がせ,長慶の岳父となった。…

※「吉見清秀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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