吉野国栖(読み)よしのくず

世界大百科事典(旧版)内の吉野国栖の言及

【国栖】より

…同条では人となり淳朴で山の菓やカエルを食べたという。その後国栖は栗・年魚(あゆ)などの産物を御贄(みにえ)に貢進し風俗歌を奉仕したようで,《延喜式》では宮廷の諸節会や大嘗祭において吉野国栖が御贄を献じ歌笛を奏することが例とされている。これを〈国栖の奏〉というが,平安後期以降しだいに廃絶していった。…

※「吉野国栖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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