名寄の鈴石(読み)なよろのすずいし

世界大百科事典(旧版)内の名寄の鈴石の言及

【鈴石】より

…球ないし楕円体の小さい土塊(結核体)で,振ると鈴のように音をだす。北海道名寄市郊外より産出するものが有名で,名寄の鈴石とよばれ,1939年天然記念物に指定された。これは径3~6cmの中空の土塊で,粘土や砂が固まってできた鉄分の多い結核体が,その中心部で溶けだし(石灰分の多い中核が溶出するといわれる),まわりの砂などが中に残ることによって形成された。…

【名寄[市]】より

…北海道北部の市。1956年市制。人口3万8749(1995)。名寄盆地の中心地で,天塩川と支流名寄川の合流点に市街が発達する。地名はアイヌ語の〈ナイオロプト(渓流に注ぐ口)〉の転訛。1900年士別~名寄間の道路が開通し,山形県人らの集団移住により開拓が始まった。03年鉄道(現,宗谷本線)が旭川から名寄まで開通し,農産物や木材を鉄道によって本州や道央・道南の市場に供給できるようになった。その後木材・木製品,食料品などの製造業が盛んになった。…

※「名寄の鈴石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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