名越弥七郎(読み)なごしやしちろう

世界大百科事典(旧版)内の名越弥七郎の言及

【名越善正】より

…安土桃山時代~江戸初期の釜師。浄祐の子で名越家の11代。通称弥七郎。織田信長の釜師。天正期(1573‐92)ころ京都三条釜座の鋳物師棟梁として勢力を振るい,天下一を号した。釜の遺品は少ないが,文禄・慶長(1592‐1615)ころ西村道仁とともに京釜の草創を成し,彼以後の名越家の礎を築いた。徳川家康の釜師ともいわれるが定かではない。江戸名越家の作った系図《鋳家系》によれば,名越家は釜師中最古の家系で,初代七郎左衛門は北条義時の次男とされているが信用しがたい。…

※「名越弥七郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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