世界大百科事典(旧版)内の吐糸管の言及
【出糸突起】より
…多くのクモにはこの突起が3対あり(キムラグモ類では4対または3対と1個,トタテグモ類では2対または3対),前から順に前対・中対・後対と呼ばれる。それぞれの突起には多数の吐糸管spinning tubeがあり,これらは異なった糸腺spinning gland(糸物質を分泌する腺)とつながり,糸の用途によって分泌される腺と管が異なる。腺はふつう7種類,糸を紡出する管は多数あり,多いものでは1000以上もある。…
※「吐糸管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」