吟味中手鎖(読み)ぎんみちゅうてぐさり

世界大百科事典(旧版)内の吟味中手鎖の言及

【手鎖∥手錠】より

過料と相互に代替することが可能で,また過料に併科(二重御仕置)する場合もあった。未決勾留は,軽微な犯罪ではなるべく入牢させず,公事宿(くじやど)や親類,町村役人に預けて監禁する宿預(やどあずけ)や村預等の方法が行われ,手鎖も併用された(吟味中手鎖)。このほか金銀出入り(金公事(かねくじ))で敗訴した債務者が弁済に応じない場合に,督促する手段としても用いることがあった。…

※「吟味中手鎖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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