呂曲(読み)りょきょく

世界大百科事典(旧版)内の呂曲の言及

【声明】より

…(1)音律 階名は雅楽と同様に宮(きゆう),商(しよう),角(かく),徴(ち),羽(う)の五音(ごいん)およびその派生音で示す。声明は音階面から〈呂曲(りよきよく)〉(),〈律曲(りつきよく)〉(),〈中曲(ちゆうきよく)〉の3種に大別されるが,これらの理論上の音階と現実の旋律を構成している音階とは対応しない部分が多い。これは長い伝承の過程で日本人の音階感覚の変遷に従い旋律が漸次変化してきたためとも思われ,今日では呂,律,中曲の区別は旋律法や装飾法の相違としたほうが実際的であろう。…

※「呂曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む