《周礼新義》(読み)しゅらいしんぎ

世界大百科事典(旧版)内の《周礼新義》の言及

【王安石】より

… 王安石は旧中国の政治家としては珍しく,祖宗の法や伝統の絆にしばられることが少なく,儒教イデオロギーの中でも歴史的要素の稀薄な《周礼(しゆらい)》と《孟子》を重視し,《春秋左氏伝》などを軽視した。彼と息子の王雱(おうほ)との共著《周礼新義》は改革のよりどころとして有名。王安石の新法は当時の社会を根底からゆるがす要素を含んでいたため〈名教の罪人(体制破壊者)〉として,南宋から清朝まで非難の対象となった。…

※「《周礼新義》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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