呪禱文学(読み)じゅとうぶんがく

世界大百科事典(旧版)内の呪禱文学の言及

【沖縄[県]】より

…古代文学と近代文学の間には,歴史の変革に伴う文学の〈場〉の構造的な変質と,文学意識,および意識の媒体となる言語のあらたまり(琉球語→日本語)が明らかであり,それらをもって区別の基準とする。琉球語
[古代文学]
 古代文学の内容は,その形態と発想の側面から呪禱文学,叙事文学,抒情文学,劇文学の四つに分けられる。呪禱,叙事,抒情の三つは,そのほとんどが唱えものか謡いもの,あるいは歌謡として韻文的に口承されてきたものであり,劇文学も韻律を伴ったせりふに,音楽,舞踊が組み合わされたもので韻文的である。…

※「呪禱文学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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