《呵妄書》(読み)かもうしょ

世界大百科事典(旧版)内の《呵妄書》の言及

【平田篤胤】より

…03年ごろ本居宣長の著書に接して感激し,夢の中で宣長から死後の門弟たる認可を得たと称して,05年(文化2)本居春庭に入門する。この間,《呵妄書(かもうしよ)》(1803)を著して太宰春台に反論し,《鬼神新論》(1805)を書いて有鬼論(《鬼神論》)を唱えるなど,後年の独特な学問体系の基礎をかためた。11年師と仰ぐ宣長の学問にふと疑念を抱くという一種の回心を経験したことから,《古史成文》を撰し,《古史徴》の草稿を作り,《古史伝》に着手するなど,師説とはまったく異質な篤胤学の形成に努力を傾注した。…

※「《呵妄書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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