咄の会(読み)はなしのかい

世界大百科事典内の咄の会の言及

【烏亭焉馬】より

…また,5代目市川団十郎を熱烈に贔屓(ひいき)し,贔屓団体三升連を組織し,連中より狂歌などを募り《美満寿組入》(1797)などを編集するとともに,市川団十郎中心の歌舞伎史《花江都歌舞妓年代記》(1811‐15)を公刊した。また1786年(天明6)より咄(はなし)の会を主宰し,落咄を公募し,秀作を《無事志有意(ぶじしゆうい)》(1798)などとして上梓するとともに,初代三笑亭可楽,初代三遊亭円生登場の基盤を築いた功績により江戸落語中興の祖とよばれている。洒落本《当世通銭論》(1784)なども著しているが,むしろ式亭三馬,柳亭種彦を育てた俠気を評価すべきであろう。…

【落語】より

…鹿野武左衛門は仕形(しかた)咄にすぐれ,座敷咄も演じたが,後継者がいなかったために江戸では咄が衰退した。
[咄の会の流行]
 安永から天明(1772‐89)にかけて,大坂で素人(しろうと)による咄の会が開かれ,その成果は《立春噺大集(おおよせ)》以下数種の咄本に収められた。それは落語の演劇化である大坂俄(にわか)や雑俳の流行,さらに知識人の余戯としての笑話の漢訳と中国笑話の訓訳が続出したためだった。…

※「咄の会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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