世界大百科事典(旧版)内の和井内マスの言及
【十和田湖】より
… 湖には魚類は生息していなかったが,1903年に十和田銀山の技師和井内(わいない)貞行が北海道の支笏(しこつ)湖原産のヒメマスの稚魚5万尾を放流し,養殖に成功してから魚がすむようになった。〈和井内マス〉として知られ,西岸の生出(おいで)に和井内養魚場がある。十和田八幡平国立公園に属し,周囲の山地はブナ,カエデ,ナラなどにおおわれ,紅葉の季節にはとくに観光客が多い。…
※「和井内マス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」