和珥武振熊(読み)わにのたけふるくま

朝日日本歴史人物事典 「和珥武振熊」の解説

和珥武振熊

5世紀から6世紀後半にかけての大和豪族和珥氏の祖とされた人物。建振熊とも書く。『古事記』の息長帯比売命(神功皇后)の伝承なかに,和珥臣の祖・難波根子建振熊が登場しており,『日本書紀』にも載る。

(吉沢敬)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

関連語 武振熊

今日のキーワード

デジタル貿易

国境を越えて、データや情報の移転を伴う商取引の総称。ECサイトやコンテンツ配信サービスの利用、国外にある宿泊施設の予約など、インターネットを基盤とし、電子的または物理的に提供される製品・サービス全般を...

デジタル貿易の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android