和珥武振熊(読み)わにのたけふるくま

朝日日本歴史人物事典 「和珥武振熊」の解説

和珥武振熊

5世紀から6世紀後半にかけての大和豪族和珥氏の祖とされた人物。建振熊とも書く。『古事記』の息長帯比売命(神功皇后)の伝承なかに,和珥臣の祖・難波根子建振熊が登場しており,『日本書紀』にも載る。

(吉沢敬)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

関連語 武振熊

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和珥武振熊」の解説

和珥武振熊 わにの-たけふるくま

武振熊(たけふるくま)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android