和霊(読み)にぎみたま

世界大百科事典(旧版)内の和霊の言及

【霊魂】より

…一般に日本では,人の死後,その死霊は祖霊を経て神霊になるという観念が強く抱かれてきた。不浄の霊(荒魂(あらみたま))から清浄な霊(和霊(にぎみたま))への浄化の過程が意識されたのであり,そこに日本人の間に根強い祖先崇拝の基盤があるといえよう。アニミズム【山折 哲雄】
【霊魂の行方――超心理学における死後生存仮説】
古来,世界各地で,人間の死後には霊魂が残り,生き続けるという信仰が見られるが,それを科学的に検証しようとする試みが起こったのは比較的最近のことで,イギリスにおける心霊研究協会の設立(1882)に端を発していると言える。…

※「和霊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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