世界大百科事典(旧版)内の咽頭科の言及
【耳鼻咽喉科】より
…臨床医学の一部門で,耳,鼻,のど(咽喉)を診療の対象としている。また,聴覚,平衡感覚,嗅覚(きゆうかく),味覚など感覚の障害,言語障害などコミュニケーションの障害を扱う科である。耳鼻咽喉科学は歴史的にみると,初めから統一された学問ではなく,18世紀に外科医から独立して耳科医が生まれ,胸部疾患の知識をもった内科医が喉頭科医であった。19世紀になって耳鼻咽喉科学として統合されたが,これには反射鏡,喉頭鏡の発明が大きな役割を果たした。…
※「咽頭科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」