世界大百科事典(旧版)内の《唐高僧伝》の言及
【高僧伝】より
… これをうけつぐのが唐の道宣撰《続高僧伝》30巻,宋の賛寧撰《宋高僧伝》30巻,明の如惺撰《大明高僧伝》8巻で,これら4書を総称して〈四朝高僧伝〉という。《続高僧伝》は,《唐高僧伝》とよばれることもあり,南朝の梁から唐初の貞観年間(627‐649)にかけての高僧たちの伝記集である。そして《宋高僧伝》は,宋代に編修された高僧伝という意味であって,宋代の高僧たちの伝記ではなく,大部分は唐代の高僧たちの伝記集なのである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」