商人の指輪(読み)しょうにんのゆびわ

世界大百科事典(旧版)内の商人の指輪の言及

【指輪∥指環】より

…のち国王が代表者を派遣するとき,それに十分の権威を示させるため,国王の認印指輪を持参させる風習が生じた。14世紀ころに紋章入り認印指輪をつくることがイタリアから各地にひろがり,15世紀になると,商人が店の商標を入れた認印専用の青銅または黄銅製のものをつくり,これは〈商人の指輪merchant’s ring〉と呼ばれた。(2)聖職者の指輪 キリスト教では,中世に指輪が司教の叙任式にその地位を表すしるしとして与えられた。…

※「商人の指輪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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