商人学(読み)しょうにんがく

世界大百科事典(旧版)内の商人学の言及

【商品】より

…率直にいって,それはドイツ語圏と日本とである。すなわち,ドイツ語圏では,数百に分断されていた18世紀初期の領邦国家の時代に,主邦プロイセンを中心に,商人学Kaufmannswissenschaftが興され,その重要な一つの分科として,Waarenkundeという名称の学問がスタートしたのである。もっとも,その先駆的業績としては,アラブの商人ディマシュキーAbū al‐Faḍl al‐Dimashqīの書《商業の美徳》(11世紀ころ),地中海商業時代のイタリア人の記録(15~16世紀),その後のフランス人の書(17~18世紀)をあげることができる。…

※「商人学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android