商船目銭(読み)しょうせんもくせん

世界大百科事典(旧版)内の商船目銭の言及

【艘別銭】より

…帆別銭は南北朝末期に神奈川,品河などの関東の浦々で,出入りの船舶の帆1段につき300文を徴収した例がある。なお,艘別銭は鎌倉末から南北朝にかけて,兵庫などでは,商船目銭という名称にかわって徴収されている。また,年貢運送船からは升米を,雑物等の運送船からは艘別銭を徴収したとする説もあるが,今のところそう明確に断定しうる史料はない。…

※「商船目銭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」