啓蒙主義(読み)けいもうしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の啓蒙主義の言及

【社会科学】より

… 西洋近代における社会科学の学祖をだれに求めるかについて,単一の名前をしぼることのできる合意は得られていない。しかし,社会科学の成立を担ったのが17~18世紀のイギリスとフランスにひろまった啓蒙主義思潮であったことについては,異論の出される余地はない。啓蒙主義は,人間の理性的判断を唯一のよりどころとするという意味での合理主義をその内容としていたから,おりから勃興しつつあった自然科学に対して適合的な思考態度をつくり出した。…

※「啓蒙主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む