啜泣・歔欷(読み)すすりなき

精選版 日本国語大辞典 「啜泣・歔欷」の意味・読み・例文・類語

すすり‐なき【啜泣・歔欷】

〘名〙 すすり泣くこと。しゃくりあげて泣くこと。
※俳諧・談林十百韻(1675)上「すすりなきには袖のぬれもの〈志計〉 敷たえのふとんの上の恋の道〈正友〉」

すすり‐な・く【啜泣・歔欷】

〘自カ五(四)〙 しゃくりあげて泣く。鼻をすすりあげるようにして泣く。
浄瑠璃・関八州繋馬(1724)三「我を忘れてすすり泣く」

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