《善家秘記》(読み)ぜんけひき

世界大百科事典(旧版)内の《善家秘記》の言及

【説話文学】より

…一方,こうした説話文学の主流に平行して,信仰とは無縁の俗世の話題に関心を寄せ,伝奇的古伝承や巷間の奇譚異聞を集録する動きも次第に高まってきた。10世紀初頭の三善清行(きよつら)撰の《善家秘記(ぜんけひき)》,紀長谷雄(きのはせお)撰の《紀家怪異実録(きけかいいじつろく)》などが先駆的作品で,いずれも六朝・唐代の類書に触発された漢文表記の本朝怪異説話集である。この系譜につながる仮名文表記の画期的作品が,11世紀後半に成立した源隆国(たかくに)撰の《宇治大納言物語》である。…

※「《善家秘記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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