世界大百科事典(旧版)内の善導寺楽の言及
【筑紫楽】より
…箏曲の源流である筑紫箏が成立する母体としての寺院雅楽が,善導寺をはじめとする北九州の寺院に行われていたとして,その総称としていう。ただし後代には,善導寺にのみ数曲が遺存していることを,18世紀末から19世紀初めの箏曲文献が記しているのみで,それを善導寺楽とも称しているが,箏以外の編成についての詳細は不明。【平野 健次】。…
※「善導寺楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」