喜右衛門流(読み)きえもんりゅう

世界大百科事典(旧版)内の喜右衛門流の言及

【奥浄瑠璃】より

…三味線の伴奏法には平曲に類似するところがある。流派に城札(じようさつ)流,かほ一流,重一(しげいち)流が宝暦ころに興り,天保(1830‐44)ころに城札流から喜右衛門流が興った。大正ころから急速に衰えたが,最近まで一関市の北峰一之進(1889‐1973)が伝承した。…

※「喜右衛門流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android