喜徳方言(読み)きとくほうげん

世界大百科事典(旧版)内の喜徳方言の言及

【イ語(彝語)】より

…語彙と音韻の特徴から,北部,東部,南部,西部,南東部,中部の6方言に大別されるが,ノス(納蘇)語とかサニ(散尼)語のように,部族の自称が方言名になっている場合がある。北部方言に属する四川省涼山イ族自治州の喜徳方言を標準語とする。音節は子音+母音の開音節に限られ,喜徳方言では,子音は43(44),母音は10種,声調は4種あり,弁別される音節総数は800以上に及ぶ。…

※「喜徳方言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」