嘴形水さし土器(読み)くちばしがたみずさしどき

世界大百科事典(旧版)内の嘴形水さし土器の言及

【ヒッタイト】より

…なお,新王国以後の新ヒッタイト時代のカルケミシュ,カラテペをはじめとする諸都市の造形美術は,新王国時代以上に,新アッシリア,アラムの影響が強く認められる。 土器を中心とした土製品についてみれば,古王国から新王国にかけての特徴的土器形態は,鳥の嘴形を有する研磨された水さし土器(嘴形水さし土器spouted jug)であろう。この形態は,機能的には実用性に乏しく,単に形態美のみを追求したと考えられるものもある。…

※「嘴形水さし土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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