器官学(読み)きかんがく

世界大百科事典(旧版)内の器官学の言及

【骨相学】より

…頭蓋の外形をみればその人の性格や精神的特性がわかるという学説で,19世紀前半の欧米で大いに流行した。創始者はドイツで生まれウィーンで開業していた医師F.J.ガルで,彼はイタリアの解剖学者モルガーニの影響下に,幼児や成人の正常脳,各種の病気の人の脳,天才人の脳,動物の脳などを比較研究し,脳内にさまざまな〈器官〉を発見し,これにもとづいて独特の〈器官学Organologie〉を打ち立てた。この理論の概略は,(1)脳は精神の器官であり,(2)精神はそれぞれ独立した機能に分かれ,(3)これらの機能は脳の皮質に座をもち,(4)頭蓋骨の形と脳皮質の形との相関はきわめて高く,(5)したがって,頭蓋骨の輪郭と精神機能の特性との間には密接な対応がある,の5項目に尽くされる。…

※「器官学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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