嚼米神判(読み)しゃくまいしんぱん

世界大百科事典(旧版)内の嚼米神判の言及

【神判】より

…中田薫は古代インドに行われた事例などから次の8種をあげている。(1)火神判(灼熱した鉄を握らせる),(2)水神判(水底に没して一定時間耐えさせる),(3)秤神判(体重を2度計量して前後を比較する),(4)毒神判(毒を食させ,または毒蛇にかませる),(5)神水神判(神水をのませる),(6)嚼米神判(神饌米をかませる),(7)沸油神判(沸かした油の中から貨幣をとらせる),(8)抽籤神判(黒白二つのくじをひかせる)の8種である。このほかにもワニが害すかどうかによる鰐魚神判(ベトナム)などもあるが,いずれにしても危険,苦痛をともなう裁判方法といえる。…

※「嚼米神判」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

選挙公職を争うとき,政党や候補者が,当選後実現すべき政策について有権者に向けて表明する約束。当選者が選挙公約に拘束され,実現の努力を行うことは責任政治の重要な構成要素である。...

公約の用語解説を読む