四クロム酸イオン(読み)しくろむさんいおん

世界大百科事典(旧版)内の四クロム酸イオンの言及

【クロム酸】より

…転じてCrO3そのものをクロム酸ということもあるが,誤称である。酸化クロム(VI)水溶液がきわめて濃度の低いときは,クロム酸塩水溶液に似た黄赤色で, CrO3+H2O⇄2H+CrO42-に近い状態であると考えられるが,濃度が高くなるにつれて赤色となり,HCrO4,二クロム酸イオンCr2O72-などが含まれてくるようになり,さらに高濃度になって赤黒色となると,三クロム酸イオン[Cr3O10]2-,四クロム酸イオン[Cr4O13]2-などのポリクロム酸イオンが含まれてくる。【中原 勝儼】。…

※「四クロム酸イオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android