世界大百科事典(旧版)内の四つの口の言及
【異域・異国】より
…元来,語義的には異域も外国のことを指すが,このような違いをとらえるために異国・異域と区別しながら併称する。 近世の対外関係は,寛永期(1624‐44)の海禁(鎖国)体制によって,〈四つの口〉を通じたものに限定されたが,それぞれの口の向こう側は等質でなく,異国と異域の2種から成っていた。異国として外交関係を維持したのは,朝鮮国である。…
※「四つの口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」