世界大百科事典(旧版)内の《四天王寺御手印縁起》の言及
【四天王寺】より
…寺僧たちは太子の霊場を主張することで,寺勢の興隆と寺領の維持拡大をはかる。1007年(寛弘4)金堂から発見された《四天王寺御手印縁起》がそれで,藤原道長の帰依と助成を期待して寺僧が偽作したものとされている。御手印縁起は聖徳太子が作成して手印を印したというもので,予言の書として世間の注目をあつめた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」