四次防(読み)よじぼう

世界大百科事典(旧版)内の四次防の言及

【自衛隊】より

…三次防においては,とくに周辺海域防衛能力および重要地域防空能力の強化,各種機動力の増強などを重視し,陸上自衛官18万人,艦艇約200隻約14万2000トン,航空機約800機を整備することなどを目標とした。
[第4次防衛力整備計画(四次防)]
 1972年2月,国防会議および閣議決定。四次防は,1972年度から76年度までの5ヵ年を対象とする計画であり,三次防の考え方を継承して策定されたが,新たに沖縄の施政権返還に伴う同地域の防衛にも配意されて作成された。…

【防衛関係費】より

…日本の予算のうち,自衛隊の武器などの軍事関係に使われる経費。1997年度の防衛関係費は4兆9475億円,それが一般会計歳出およびGNPに占める割合はそれぞれ6.4%,0.96%となっている。現在(1997年11月)の外国為替相場(1ドル=124円)で計算すると,この防衛関係費の規模は,アメリカの国防予算の約6分の1,イギリスの1.1倍,フランスの1.2倍,ドイツの1.5倍にあたる。過去5年間の増減をみれば,アメリカは8.7%減,イギリスやドイツは7%強の減,フランスでも3.2%減と,欧米主要国は軒並み国防費を減らしてきたのに,日本の防衛関係費は逆に6.6%の増加を記録している。…

※「四次防」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

太陽フレア

太陽の表面にあるしみのように見える黒点で起きる爆発。黒点の磁場が変化することで周りのガスにエネルギーが伝わって起きるとされる。ガスは1千万度を超す高温になり、強力なエックス線や紫外線、電気を帯びた粒...

太陽フレアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android