世界大百科事典(旧版)内の四言詩の言及
【詩】より
…つまり,〈四言〉という音数律と厳密な脚韻とをそなえた定型詩であった。しかし,この〈四言詩〉という形式は単調なリズムであったため,早く衰退してしまい,後世においてはほとんどつくられることはなくなった。なお,20世紀に入って近代詩が興り,かならずしも押韻を必須としない完全な自由詩型が提唱されるまで,中国において詩といえば,《詩経》以来ほとんどすべて定型詩であったと言ってもよいほどである。…
※「四言詩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」