四足類(読み)しそくるい

世界大百科事典(旧版)内の四足類の言及

【足∥肢】より

…アメーバ類の仮足は随時形成される細胞体の運動方向への突出にほかならない。【原田 英司】
【脊椎動物の足】
 脊椎動物のうち魚類を除く両生類,爬虫類,鳥類,哺乳類は,前肢(ヒトでは上肢,鳥類の場合は翼)と後肢(ヒトでは下肢)からなる4本の足をもつので,四足類(または四足動物,四肢動物)と総称される。四足類の足の原型は魚類の対(つい)びれで,前肢は胸びれから,後肢は腹びれから変形したものと考えられている。…

【脊椎動物】より

…目はカメラに似たレンズ眼である。他の脊索動物は微小な浮遊生物を鰓裂でろ過して食べるろ過食であるが,あごとひれを獲得した魚類では,より大きな動物を追跡して捕食できるようになり,四足類では消化器官がとくに発達して食性が多様化した。循環系には少なくとも3室からなる心臓ができて血流を速くし,ヘモグロビンをもつ赤血球の獲得とあいまって,大量の酸素を組織に運ぶことが可能になり,行動や脳の働きが活発になった。…

※「四足類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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