回分蒸留塔(読み)かいぶんじょうりゅうとう

世界大百科事典(旧版)内の回分蒸留塔の言及

【蒸留】より

…このような方法を繰り返せば,純粋に近いメチルアルコールを得ることはできるが,その量はおそらく1g程度しか得られないであろう。 そこで,次にくふうされたのが図のbのような回分蒸留塔である。下方のフラスコまたは缶にやはり100gの水溶液を入れて加熱し,塔頂から出てきた蒸気を凝縮させて,それを再び塔頂に戻す(還流)と,その液は温度が低いので,下から上ってくる蒸気と接触すると蒸気の一部を凝縮させる。…

※「回分蒸留塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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