世界大百科事典(旧版)内の回収強化法の言及
【石油】より
…油井から生産されたままの,液状炭化水素を主成分とし,微量の硫黄,窒素,酸素,金属などを含む天然化合物を原油といい,炭化水素系天然ガスとともに石油と総称される。各種燃料油,潤滑油,アスファルトなどの石油製品も広義には石油のなかに含まれる。
[成因]
石油の成因については19世紀初頭以来,有機(生物)起源説と無機(無生物)起源説とが対立してきた。当初有力だったのは無機説であって,このなかには火山起源説,炭酸ガスとアルカリ金属との接触によるとの説,カーバイドと水との反応によるとの説があり,化学者によって提案されたものが多い。…
※「回収強化法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」